正月、ブックオフで見かけて175円で購入した一冊。2005年初版なのに知らなかった。
清水義範氏は好きな作家の一人なのだけど、今まで著書を定価で買った記憶がほとんどない(失敬)。『国語入試問題必勝法』に『おもしろくても理科』、『大人のための文章教室』くらいか。作家さんに対して、定価で買った小説が1冊だけというていたらく。
それはさておき。
いつものように、付箋をつけたところを書き出して読書メモにしたい。
- 作文は必ずたて書きしよう、と教えるのだ。そして、自分で書いてみて、日本語のもともとの姿を感じさせるのだ。
- 題名は、本文を書いちゃってからつける
- 作文は報告書でなくてもいいのだ。そのことを親は、子供にうまく伝えよう。その一日に何をやったのか報告するんじゃなくて、すごく面白いことがあったから教えるね、という気持で書けばいいんだよ、である。
- 接続詞で子供の国語力に刺激を与えてみるのだ。小学生に対していい刺激になりそうな接続詞は次にあげるようなものだろう。「それで」「だから」「すると」「けれど」「ところが」「なのに」「そして」「それから」「その上」「ただし」「または」「それとも」「次に」
- 日常生活の中の会話でも、物事は形容すればよくわかる、と伝わるようなやりとりをしよう。
- 作文を書くねらいは、伝える力をつけさせることで、子供を文学的にすることではないのだ。
- 作文親父の星一徹は、子供の作文の内容には絶対文句を言ってはいけない。
- 怒るな、とか、悲しむな、ではなくて、わかるよ、と言ってやるのだ。《中略》負のエネルギーから生み出された作品に対しては、うん、わかるね、と反応してやるのだ。
- 作文を書けば、誰か人に読まれるわけで、誰が読んでもこれでわかるかな、という吟味をしていなきゃいけない。なぜなら、作文とは自分をわかってもらう、事情を伝える、感情を伝達するがために書くものだからだ。それが説明不足で伝わらないのでは書いた甲斐がないのである。