清水幾太郎氏と清水義範氏のアナロジー(その弐)

おとといのエントリーで引用した、清水幾太郎『論文の書き方』。

その後もすき間時間に、しかも自分の興味のあるトピックから読んでおり、今日はこんな言説に遭遇した。

一九二五年の春、私は、独逸学教会学校中学という長い名前の中学の四年修了で、東京高等学校高等科文科乙類へ進んだ。
《中略》
入学当初の先生は沢村寅二郎先生で、教科書は有名なスティーヴンソン(一八五〇年―一八九四年)の『驢馬を連れた旅行』(R. L. B. Stevenson, Travels with a Donkey, 1879.)である。
《中略》
先生によると、スティーヴンソンの文章は非常な名文なのだそうである。
《中略》
どうして、スティーヴンソンはこういう名文が書けるようになったのか。沢村先生の説明に従うと、これは彼が大家の名文を模倣した賜なのである。
(清水幾太郎『論文の書き方』 p.32~33)

これって、清水義範氏お得意のパスティーシュでなくて?

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