ども。鉄王です。

またひどい記事が毎日新聞から。記事がどうこうというより、これが事実だとしたらもう、世の中最終決戦ですよまったく。

不適切発言:「9・11テロは米の自作自演」 中学教諭、発言--神奈川・藤沢

 神奈川県藤沢市石川の市立善行(ぜんぎょう)中学校(塚原喜三校長、449人)の20代の男性教諭が5月下旬の授業中、米同時多発テロ(01年9月11日)について「9・11テロは米国の自作自演」と発言していたことが分かった。同中は今月1日、PTA役員らを集めて謝罪した。

 教諭は社会科担当。5月26~29日に、2年生の4学級(145人)のそれぞれの授業でこの発言をした。授業を受けた生徒から「本当に自作自演なの」と尋ねられ、驚いた親族が抗議し発覚した。

 市教委の桑山光生学校教育課長は「教諭本人は、物事の見方は一つじゃない、と説明する例として『自作自演との説もある』と言いたかったようだ」と話している。【永尾洋史】
(毎日新聞 2008年6月5日 東京朝刊)

なんだこの親米家族。開いた口がふさがりません。

それより学校サイドの対応が情けない。事実は事実として認めるにしても、謝罪する理由なんかまったくありません。「物事は多面的に見るべき」というメディアリテラシー教育のイロハのイ、この世界を生きていく上で最も大切な考え方を伝えただけのことじゃないですか。

まったくどっちもどっち。

こんなんで抗議されちゃうんだったら、私の小学校時代の恩師なんてもうめちゃくちゃでしたよ。すでに鬼籍に入られているので、時効と勝手に解釈して(先生ゴメン)書いちゃいますが。

ことあるごとにこの先生、「共産党? あんなもんはあかんあかん。さっさと潰さんといかん」と、それ何てレッドバージ?的な発言を繰り返す方でした。しかも、返す刀で「中曽根? ありゃ風見鶏、内股の膏薬やな」と、当時の中曽根康弘元首相とロナルド・レーガン元米大統領との蜜月関係(いわゆる「ロン・ヤス」)を批判するありさま。いったいあんたは右向いてんのか左向いてんのか。もし、この中学校にいたら、間違いなくやり玉に挙がってたと思わせるしっちゃかめっちゃかぶりでした。

でも、抗議があったとしても頑として応じなかったでしょうね。

「は? 教育委員会? おう、出るとこ出ちゃろうじゃねえか」的な、今じゃ絶滅危惧種のようなスタンスで教壇にのぼってた方でしたからねえ。しっちゃかめっちゃかな点はさておいて、教育者としての信念を貫いている方だったんです。

まあ、ノスタルジーモードはこのへんにしておいて。

先日書いたATOKの言葉狩りの件といい、政治家のちょっとした一言を針小棒大で増幅するメディアの愚かさといい、今回の一件といい……こういうチリの積み重ねで世の中がどんどん息苦しくなっていくことに絶望感を覚えてしまうのです。共謀罪の是非を持ち出すほどでもなく

言いたいこともいえないこんな世の中じゃ ポイズン

状態がゆっくりと、確実に到来しているのですから。その首謀者が為政者じゃないというのが、絶望感に拍車をかけます。