ども。鉄王です。

いやあ、すごいですね。ロケ☆スタって。

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

「総務相が、ネット上の犯行予告を検知できるソフトの開発費を来年度予算の概算要求に盛り込むと発言した。費用は数億円」という報道を受け、開発者の矢野さとるさん(26)は、犯行予告収集サイトを1人で2時間で構築・公開した。
(『ITmedia News』 2008年6月12日配信)

現閣僚の中では比較的〈永田町の論理〉に絡め取られていない(と、その出自から個人的には感じている)増田総務相、涙目……というか、他の閣僚(*)にそういう言質を引き出されてしまってむしろ気の毒だったりするんですがそれは措くとして。

(*)東京・秋葉原での無差別殺傷事件で、容疑者が携帯電話のインターネット掲示板に犯行を予告する内容を書き込んでいたことから、10日午前の閣僚懇談会で、犯行を防げなかったのかとの問題提起があり、今後、総務省などで対応を検討することになった。閣僚懇では石破茂防衛相が「『これから人を殺す』という予告が出ている。それを技術的に察知し、アクションが取れないのか」と発言。これに対し、増田寛也総務相は「努力してみる」と、ネット掲示板をチェックする方策を検討する考えを示した。――2008年6月10日 時事通信

『ITmedia News』の記事が、矢野氏のこんなコメントでまとまっているんですけれど……

「最近は、ネットの悪い部分ばかり取り沙汰され、いい部分があまり出てこなくて悲しい。2chの住人の地道な活動などが、こういうツールやサービスを通じていい方向に使われば」
(同)

思うに、矢野氏の願いは届かないままなんではないかなあ。「ネットの悪い部分ばかり取り沙汰」している既存のマスメディアは、自身の既得権益を維持するためにも〈ネットたたき〉の手綱を緩めないだろうから。

ネット規制法可決のニュースにしたって、今朝の朝刊各紙は

 首相問責決議案可決>>>>>ネット規制法可決

の扱いでしょ。法的拘束力のない首相問責決議案よりネット規制法の可決の方が、言論機関にとっては重大な問題じゃないですか。

「憲法で保障された〈表現の自由〉の理念を脅かす」なんていう懸念はポーズもポーズ、大ポーズもいいところで、むしろ「これを機にネットの世界が自壊してほしい」と考えている証左なんじゃないかと。