ども。鉄王です。

もはや、何を言ってもつるし上げを食らっちゃう〈いじられキャラ〉の太田誠一農水相。今日も集中砲火を浴びております。


【事故米不正転売】汚染米流通は382業者 太田農水相に身内からも批判 衆院閉会中審査

 太田誠一農水相は18日午前、衆院農水委員会の閉会中審査に出席し、大阪市の米粉加工会社「三笠フーズ」が不正転売した事故米の流通先について、同日現在で382業者に及ぶことを明らかにした。農水省はこれまで流通先は375業者としていた。また、太田氏は当初公表した375業者のうち12業者について、事故米を在庫保有したり非食用に処理していることが判明し、「消費者に販売されていないことが確認された」とも述べた。
《中略》
 この日の質疑で太田氏は、質問に立った自民党議員からも“指弾”された。
 太田氏と同じ自民党古賀派に所属する岩永峯一元農水相は、テレビ番組で「人体に影響はないから、じたばた騒いでいない」と発言したことの真意を太田氏にただした。
 これに対し太田氏が「再発防止に全力を挙げる」と筋違いの答弁を行い、岩永氏は「率直な答弁を期待していたのに、はなはだ不本意だ。自らの責任を自覚してほしい」と苦言を呈した。
(2008年9月18日 11:17 産経新聞配信)

あのな、このおっさんを吊し上げたところで問題は本質的に解決しませんて。

そもそもの発端はウルグアイ・ラウンドでミニマム・アクセスを飲まされた当時の農水省の〈物言えない態度〉でしょう。ミニマム・アクセスを飲んじゃったばっかりに、どうしようもない米を押しつけられ、行き場のなくなった事故米を引き取る業者が出てきたところで、倫理観が飛びまくってる米屋のオッサンが濡れ手に粟で私腹を肥やす始末になってしまった。

で、そうした背景に触れるでもなく、まるで言葉遊び、魔女狩りのように、着任間もない農水相を吊し上げてマスコミは喜んでる。その報道を見聞きして愚衆は溜飲を下げている。もう、ピント外れもいいところ。

事故米の流通ルートを徹底的に解明することも大切だけど、この問題を根治しようとするのなら、日本のインテリジェンスを農水省に集約するくらいの荒療治をしないといけないのではないでしょうか。カロリーベースで40%を切っている(……という統計の真偽も取りざたされているけど)この国の食糧自給率から見れば、農政はイコール外交政策でもあるわけです。もっといえば、国防そのものといっていい。

日本の農政がそれくらいの重要度を持っているということを、もう少し伝えるべきではないんでしょうかねマスコミも。