野地秩嘉『TOKYOオリンピック物語』

昭和好きを自任する私だけに、最後までサクサクと楽しく読むことのできたノンフィクション。アスリート目線で語られることの多い東京オリンピックの〈日なた〉の部分ではなく、日陰だけどもその存在なしではオリンピックが成立しなかった人びとへのインタビューで構成されている。

  • 亀倉雄策(グラフィックデザイナー……オリンピックのポスターなどをデザイン)
  • 村上信夫(帝国ホテル料理長……選手村レストランの調理場を指揮)
  • 竹下亨(日本IBMシステムエンジニア……オリンピック史上初の結果速報システムの開発を担当)
  • 市川崑(映画監督……映画『東京オリンピック』を監督)
  • 黛敏郎(音楽家……映画『東京オリンピック』の音楽を担当)

などなど、そうそうたる面々へのインタビューを通し15年かけて書かれた力作だ。

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大西寿男『校正のこころ 積極的受け身のすすめ』

岩波書店や集英社、河出書房新社などの外部校正者を経て、1998年に個人出版事務所を開設した著者。校正の〈こころ〉とあるだけに、単なる技術論だけでなく、現役の校正者や校正の仕事を志す人、辞令一枚渡されて校正・校閲の部署に異動になった人たちが備えておくべき〈仕事の姿勢〉について書かれている。

では、例によって以下、付箋をつけたところを要約。
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雪朱里『文字をつくる 9人の書体デザイナー』

発売時より注目していて、Amazonの『ほしい物リスト』に放り込んだままだった一冊。近くの図書館にあるのが分かったので、ひとまず「お試し読み」ということで借りてきた(著者の雪さんゴメンナサイ)。

いい! すごくいい! ウェブデザイナーもぜひ読むべき、という内容だった……ということで以下抜き書き。

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