ランチタイム、近くのラーメン屋に行ってきた。
オーダーをとりにきた女の子の端整な顔立ちに見とれながら(といっても数秒のことだが)ふとネームプレートを見てみると、見覚えのある名前が書いてある。
結婚して苗字が変わっていたけど、同じ小中学校に通っていた女の子だった。でも、声をかけるのはやめておいた。9年間同じ学校だったとはいえ一緒なクラスになったのは1年間しかなかったし、仕事中に声かけるのもどうかと思ったし、だいたい向こうが覚えてなかったら声をかけたところで間が悪いじゃないか。
中学校を卒業して20年以上経った2009年。結婚して子供もいるだろうし、20年の間にいろんな人生経験も積んできているだろう。それでも、教室で遠くから眺めていただけだった彼女のまぶしさは、あのときのままだった。
食べ慣れている店のラーメンは、いつもよりも少しおいしくて、少ししょっぱかった。