[感想] 映画『でーれーガールズ』で #でーれー 泣いた話

ややネタバレありの記事なのでご注意のほど。

岡山県を舞台に2人の女性の友情を描く映画『でーれーガールズ』。公開2日目に名古屋市のイオンシネマ ワンダーで観てきました。

出演している足立梨花さんや優希美青さんは、朝ドラ『あまちゃん』での「アメ横女学園」「GMT5」の後TwitterやInstagramでゆるくフォローしている程度。安蘭けいさんの名前を聞いても、真っ先に浮かぶのが〈パーソナルコンピューティングの父〉といわれるアラン・ケイの方だったりする私ですが、初めて作品情報を目にしたとき「これは観に行かねば」という気にさせてくれた作品です。小西真奈美さん・市川実日子さん主演の『blue』や、このブログでも紹介した『スクールガール・コンプレックス ―放送部篇―』など、女子高生の友情を描いた映画ってのが好きなものでして。

ただその好みがどうやら世間からは外れているようで、『スクールガール・コンプレックス ―放送部篇―』のときに匹敵するような客の入りで泣けてきました。日曜朝イチの上映とはいえ、名古屋市内のシネコンで観客が10組程度というのはあまりにも。まあそういう環境だったので心置きなく涙腺大決壊の準備をして臨めたわけですが。

1980年代と現在の岡山県を行ったり来たりというストーリー。岡山電軌の電車がいい感じでストーリーに絡んでくることもあって〈マイルドな乗り鉄〉を自認する私にとって新旧車両が見られるのも楽しかった。地下道の壁材の質感とか、地下道に掛かっていたサインの書体とか「1980年代にはあんなのあったっけなー」という点もなきにしもあらずだったですが、まあそこは目をつぶって楽しんできました。

1980年ということで山口百恵さんの引退がエピソードに絡むわけですが、同年10月のファイナルコンサートを前にリリースされた『さよならの向う側』が「怖くて聴けない」(優希美青さん演じる鮎子のセリフより ※鮎子は百恵ちゃん大好きという設定)とかいう理由でなかなか流れない。「これは間違いなくラストシーンで『さよならの向う側』が流れるだろうな」と思ってたら案の定でして、

と劇場出たとたんにツイートしてしまったほど。鶴見橋で足立梨花さん演じる武美が背中を見せながら去っていく姿が、ファイナルコンサートのこのシーンに重なってしまい、帰りの電車の中でも「でーれーガールズ」でツイート検索して余韻にひたっていました。

足立梨花さん・優希美青さん、30年後の二人を演じる安蘭けいさん・白羽ゆりさん、二人の友人役で地元出身の桃瀬美咲さん、ラストシーン近くで登場する山根千佳さん、さらには山口百恵さんの音楽……とホリプロ一色といっても過言でない映画。「ホリプロのごり押し映画じゃね?」と訳知り顔で語りたくもなりそうな作品ですが、裏を返せばそれだけ人材の厚みがある証拠でもあるわけで素直に「ホリプロすげぇ」と感心した次第でした。

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