『WordPressによるWebアプリケーション開発』という解説書に象徴されるように、ブログアプリとして登場したWordPressも、単なる「CMS」という枠組みではくくれない使い方がされるようになりました。フレームワークとまではいかなくとも、例えばメルマガ配信システムをプラグイン『MailPoet Newsletters』を使ってつくる、なんてこともあるかもしれません。 あ、最近だと『WP REST API』を使って、純粋な「コンテンツ管理」の用途でWordPressを使うケースもあるでしょうね。 続きを読む 「404 Not found」を返すだけのWordPressテーマをつくったよ
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レンタルサーバに『WP-CLI』をサクっと入れるシェルスクリプト作ってみたよ
『WP-CLI Advent Calendar』3日目担当の @tecking です。
一度使い出したら超絶便利、プラグインのアップデートなどサイトメンテの効率もぐっとアップする『WP-CLI』。少しでも多くの人に使ってもらえたらなあ……ということで、レンタルサーバにサクッと導入するためのスクリプトを作ってみました。SSH接続できるレンタルサーバを契約してる方、これを機会にぜひチャレンジしてみてくださいマセ。
ちなみにこのスクリプト、国内でも比較的ユーザーが多いと思われる『さくらのレンタルサーバ』『ヘテムル(heteml)』への導入を想定して作りました。当ブログの過去記事
で紹介した手順を改良しつつ作ったスクリプトです。
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公式リポジトリのWordPressプラグインをGitHubでバージョン管理できる『wp-plugin-in-github』使ってみたよ
2013年6月のリリース以来とりたててメンテナンスもせず、FAQに書いてあった「近いうちに多言語対応するよ」も放置状態だった、拙作のWordPressプラグイン『Reloadr for WordPress』。いいタイミングだとおもい、正月休みに多言語化+日本語の言語ファイル作成の作業をやることにしました。
そこで浮上したのが、プラグインのバージョン管理という問題。プラグインの開発をWindowsマシンでやっていることもあり、当初は定番の『TortoiseSVN』を使っていたのですが、その後
- 開発用のPCが別のものになった(引き続きWindows)
- もろもろのバージョン管理をGitに移行した
というわけで『Reloadr for WordPress』もGitで管理したほうがよかろう、との結論になりました。
そこで見事な働きを見せてくれたのが『wp-plugin-in-github』というツール。開発環境(『Varying Vagrant Vagrants』で構築した仮想マシン)に導入したところスムーズに作業が進んだので、プラグイン開発者のかたにぜひ使っていただきたく、導入の手順などを簡単に解説します。 続きを読む 公式リポジトリのWordPressプラグインをGitHubでバージョン管理できる『wp-plugin-in-github』使ってみたよ
『Varying Vagrant Vagrants』用のWordPressインストール シェルスクリプト作ってみたよ
『Vagrant』+『Varying Vagrant Vagrants』(VVV)の環境で、オリジナルドメインのサイトを増やす方法を「『Varying Vagrant Vagrants』でサイトを増やす方法(『WP-CLI』を使うよ)」という記事で書いたのですが、我ながら
あれだけのコマンド打つのメンドい
という結論に達しまして
- WordPressのダウンロード・インストール
- よく使うプラグインのインストール・有効化
- テーマユニットテストデータのダウンロード・インポート
- nginxサイト定義ファイルの生成・nginxの再起動
まで進めてくれるオレオレシェルスクリプトをつくりました。自分用ということでエラー判定はゆるゆるあまあまですので、ご利用の際は計画的に。 続きを読む 『Varying Vagrant Vagrants』用のWordPressインストール シェルスクリプト作ってみたよ
『Varying Vagrant Vagrants』から外部へのメール送信を設定したよ
WordPressに特化した仮想マシンをサクっと作ることのできるVagrantの設定ファイル『Varying Vagrant Vagrants』(以下『VVV』)。このブログでも
で、導入までの手順を紹介しました(しかもWindows環境に特化して)。
ところがこれだけでは、WordPressの開発環境として少々不足している点があります。それは……
外部にメールが送信できない
という点です。サイト構築の過程で『Contact Form 7』のようなメールフォームプラグインのテストをしようにも、外部にメールが送られないのではテストのしようがないですよね。そこで『VVV』に含まれているメールサーバ『Postfix』の設定をちょっと変えて、外部にメールを送信できるようにしてみます。
なお、外部へのメール送信にあたり、私が契約しているプロバイダ(So-net)のメールサーバをリレー(中継)サーバとして使っています。記述した設定値もSo-net特有のものなので、ご活用いただける際は適宜読み替えてください。
[2013.12.29追記]
その後、So-netのサーバ経由で送ることができなくなってしまったので、@niftyのサーバを介して送ることにしました。記事の最後に設定例を追記しています。