[2015.5.5追記]
本記事で紹介した手順をサクッとすませるシェルスクリプトをつくりましたので、よろしければ活用くださいませませ。
レンタルサーバに『WP-CLI』をサクっと入れるシェルスクリプト作ってみたよ
[2014.9.26追記]
久しぶりにさくらのレンタルサーバにインストールしてみました。
ぼんやりしてる間に『WP-CLI』のバージョンが0.17に上がってましたが、本記事初出時と同様の手順でインストールできました。
(ただし、配布元のURLが変わっているので、その点だけ追記してあります)
以前の記事(『WP-CLI』をさくらのレンタルサーバ スタンダードにインストールしてみたよ)でつらつらっと書いた、さくらのレンタルサーバへの導入手順。別件で久しぶりにインストールしようと『WP-CLI』のサイトを見てみたところ、バージョン0.14のリリースでずいぶん導入方法が変わったので、改めてまとめてみました。
いちばんの変化は、githubのリポジトリからPhar形式でビルドされたファイルをダウンロードする、という方法になったことです。
ということで、さくらのレンタルサーバの公式ドキュメントに沿ってサーバにSSH接続できたら、『WP-CLI』のサイトにあるように次のコマンドを実行します。
% curl -L https://raw.github.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar > wp-cli.phar % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 1075k 100 1075k 0 0 1721k 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 1880k %
[2014.9.26追記]
配布元のURLが変わったので上記のコマンドを下のように変更してください。
% curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar
これで、ホームディレクトリに wp-cli.phar というファイルができあがりました。サイトの教えに沿って、試しにコマンドをたたいてみます。
% php wp-cli.phar --info PHP binary: /usr/local/bin/php-wrapper PHP version: 5.4.22 php.ini used: /usr/local/php/5.4.22/lib/php.ini WP-CLI root dir: phar://wp-cli.phar WP-CLI global config: WP-CLI project config: WP-CLI version: 0.14.0 %
『WP-CLI』がらみのファイルはどこかのディレクトリにまとめてしまいましょう。私はホームディレクトリにディレクトリ bin を、さらにその中に wp ディレクトリを作り wp-cli.phar を納めました。
% mkdir -p bin/wp % mv wp-cli.phar bin/wp/ %
さて、このままでは『WP-CLI』のコマンドをいちいち php ~/bin/wp/wp-cli.phar ~ とたたかなければいけません。公式サイトにあるように wp ~ の形式で実行できるよう
% vi .cshrc
で .cshrc の編集に入り下記を追加します。
alias wp php ~/bin/wp/wp-cli.phar
追記・保存したら
% source .cshrc
で、設定を反映します。うまく反映できているかテストしてみましょう。
% wp --info PHP binary: /usr/local/bin/php-wrapper PHP version: 5.4.22 php.ini used: /usr/local/php/5.4.22/lib/php.ini WP-CLI root dir: phar://wp-cli.phar WP-CLI global config: WP-CLI project config: WP-CLI version: 0.14.0 %
うまくいったっぽいですね。
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