『Vagrant』+『Varying Vagrant Vagrants』(VVV)の環境で、オリジナルドメインのサイトを増やす方法を「『Varying Vagrant Vagrants』でサイトを増やす方法(『WP-CLI』を使うよ)」という記事で書いたのですが、我ながら
あれだけのコマンド打つのメンドい
という結論に達しまして
- WordPressのダウンロード・インストール
- よく使うプラグインのインストール・有効化
- テーマユニットテストデータのダウンロード・インポート
- nginxサイト定義ファイルの生成・nginxの再起動
まで進めてくれるオレオレシェルスクリプトをつくりました。自分用ということでエラー判定はゆるゆるあまあまですので、ご利用の際は計画的に。
スクリプトはGistにて公開しています。
WordPress installation script using WP-CLI (require: Vagrant and VVV (Varying Vagrant Vagrants) ).
./setup.sh てな感じでスクリプトを立ち上げますと
- WordPressをインストールするディレクトリ
- データベースのホスト名・データベース名・ユーザー名・パスワード
- サイトURL・サイトのタイトル
- 管理者のユーザー名・パスワード・メールアドレス
- テーマユニットテストデータのインポートの有無
- nginxサイト定義ファイルの生成の有無
を尋ねてきますので、適宜ぽちぽちと入力してください。
nginxのサイト定義ファイル生成を「yes」にすると、nginxが自動的に再起動します。あとは、hostsファイルを「『Varying Vagrant Vagrants』でサイトを増やす方法(『WP-CLI』を使うよ)」の記述に沿って追記すれば、サイトにアクセスできるかとおもいます。
(Macだとhostsファイルの書き換えまでシェルスクリプトで一気にいけそうですね)
[2013.12.6追記]
その後VVVの仕様が変わり、ホストの一覧を Vagrantfile でなく /vagrant/www/vvv-host に列記するかたちとなりました。
それに合わせ、シェルスクリプトの内容も若干変えてみました。nginxのサイト定義ファイル生成を「yes」にすると
- /vagrant/config/nginx-config/sites にファイル生成
- /vagrant/www/vvv-host にホスト名を追記
するので、その後コマンドプロンプトから vagrant reload してください(Windowsの場合 Macなら適当なターミナルソフトにて同様に)。
リロードすると /vagrant/www/vvv-host に書かれたホストが自動的に hosts ファイルに反映されるので、オリジナルドメインのサイトが立ち上がるかとおもいます。もしうまくいかなければ一度 vagrant provision してみてください。
(オフィシャルのWikiにも記述があります)
なお、自動的にインストールされるプラグインはきわめて個人的な理由で
- Reloadr for WordPress
- WP SiteManager
- WP Migrate DB
- Debug Bar
- Debug-Bar-Extender
- WP Total Hacks
- WordPress Importer
- Contact Form 7
となってます。スクリプト内の
PLUGIN="reloadr-for-wp wp-sitemanager wp-migrate-db debug-bar debug-bar-extender wp-total-hacks wordpress-importer contact-form-7"
がインストールするプラグインを定義しているところなので、スペース区切りでよしなに料理しちゃってください。
シェルスクリプト書き慣れてないので「こうした方がいいんじゃね?」というツッコミ歓迎です。やさしくしてね 🙂
[2013.12.12追記]
githubにあるテーマユニットテストデータのリポジトリが変わったので、またまたスクリプトをちょいちょいっと変更しました。
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